プリー 5日目 タブラに挑戦
生活リズム
プリー 5日目。この宿に泊まって4日目ということで、だいぶん生活リズムが定型化して来た気がする。朝はご飯からの洗濯。ちょっと読書して、それからの練習と、お昼は行きつけの安い昼飯屋に行く。その後は自由時間で、何をするかはその日次第気持ち次第。夕方になったら、また練習したり、読書したり。日々進んでいくのは本の内容とドラムのレッスンだけだ。
タブラに挑戦
今日は、インドの伝統的な楽器であるタブラのレッスンにいった。せっかくインドにいるので、インドの打楽器もやってみたいという願望である。先生は、リンゲラージ先生という名前で、りんちゃんと呼んで欲しいって言ってた。クレイジーだな。50くらいのおっさんだぞ!
でも、教えるのはうまかったのでokです!宿の人から借りることができそうなので、自主練もできるかも!期待に胸が膨らむ。
ローカル昼飯
宿に一旦帰ったあと、ローカルな昼飯が食べたい気分だったので、C.T.ロードという、近くの大通り沿いに歩きつつ、店を物色。すると、とあるホテルの隣にみどり色の建物を発見。とても美味しそうな匂いがするので、入ってみることにした。メニューを頼むと、なんとメニューはないそうだ。適当に座っていると、大皿に乗った料理が出て来た。
↑米もりもりによりどりみどりな品々。左からキャベツカレー、ポテトサラダ、ほうれん草のお浸しみたいなやつ、野菜炒めである。
周りのインド人に混じっていそいそと食べる。インド人は割とジロジロみてくる。隠そうとしないし、目があっても晒さない。変な格好をしてインドを歩くと、みんなから視線の暴力を受けるので、注意するように。特に女子。
食べ終わってお会計の時が一番驚いた。なぜなら、これでお値段40ルピー、60円程であったからだ。コスパ最強の昼飯屋を見つけてしまい、テンションが上がる。
旅の仕方に悩む
宿に帰ってからは、これからの旅の予定について悩んだ。なぜなら、これまでは、最大1ヶ月くらいで、バラナシ、 ジャイプール、アグラ、デリーと回っていく算段だったのだが、タブラを始めてしまったからには、プリーにしばらく時間を割く方がいい気がして来たからだ。
もちろん、楽器をマスターするには年単位を考える必要があるが、流石にその余裕はないので、1ヶ月ほどは考えていいかも。ジャイプールは、可愛い街でショッピングが楽しめる所のようだが、バッグの制約上お土産があまり買えないし、飛ばしてもいいかなぁ。
などと頭の中が結構混雑している状況である。
バックパッカーの旅は、一つのところにどれくらい滞在するかが面白いポイントの一つだと思う。ただ、私が旅に出て思うことは、人によって長い短いの感覚はまちまちで、満足する期間というものをそれぞれ持っているのではないかという事だ。
私に関しては、特にこれといって滞在し続ける目的がない場合は、4泊5日がしっくりくる長さである。
しかし、今回はドラムとタブラを満足するまでやり続けるという目標ができたため、最大二月の最後までやるかもしれない。
部屋にゴキブ...いや、あれは
とこほで、今日の自主練習中、部屋の中を素早く何かが横切った。気のせいかと思って続けると、また横切った!私は直感的にこう悟った。こいつはゴキブリか...!!しかし、思いの外奴の動きが速すぎて、本体がよく見えなかった。なんとかしようと、一応オーナーに相談。その後、いろんな話を聞くうちに、あれはどうやらネズミらしいということが判明。ネズミだからあんなに素早かったのか。納得。