ミャワディ→ヤンゴン by夜行バス
はじめてのミャンマーのバス
前回、ミャワディでなんとかバスに乗り込んだ。日時は1月17日の夕方17時のことである。
幸いにも、座席を決める少年が、隣がboyでいいか?的なことを聞いてくれ、私がめちゃくちゃ嫌そうな顔をすると空席になった。その時のあの少年のしたり顔と、👍は忘れない。
バスの座席はエコノミーサイズくらいで、2列2列の4列という典型的なバスだった。一応毛布も付いていた。以前の記事でも書いたが、東南アジアの長距離バスはエアコン効きすぎて、半袖半ズボンだと凍死も夢ではない。毛布は割とありがたいのである。あとは水も一本ついてきた。
↑パノラマで撮ったら変な感じに...
乗り心地は...?
出発して1時間くらいは街の中を走っていた。
その時は道もあまり凸凹くねくねしておらず、一般的なバスとほとんど同じであった。しかし、山の中に入ってからが、悪路と名高いヤンゴン行き夜行バスの本領発揮だった。山の道は整備があまり進まないんだろう、ひたすらに凸凹凸凹、バスのスピードも亀のようで、こりゃあ11時間かかるのも納得だなぁと思った。縦揺れがすごかった。USJのスパイダーマンとか好きな人は楽しいんじゃないかな。
そして、途中で後ろの人に髪の毛さわられた。(おそらく女児か女)前、エジプト行ってた時も、やたらと女の子が髪触ってくるんで、東の方のアジア人の髪は珍しいんかなとか思った記憶はあるけど、ミャンマーに関してはお前らも髪質そんな変わらんやろうがい。
晩飯休憩
途中で晩飯休憩のため、バスが30分ほど停まった。とりあえず、トイレに行きたかったので直行。そこのトイレ、なんと照明がない。
↑スマホのライトで照らすしかない。
夜の10時過ぎ、真っ暗なトイレでしゃがみこむ。この時、はじめてスマホ首から下げる紐を使っていてよかったと思った。圧倒的にダサいけどね。
写真の通り、水もバケツから汲んだやつを手ずから流すしかない訳で、トイレットペーパーなんぞあるわけがない。
なんとかトイレを終えて、レストランで食事を...と思ったが、昼飯のおっちゃんセレクションが思いのほか重く、食欲がわかない。それに、レストランは有料だったので、隣の売店でクッキーのみ購入。ミャンマーは白飯がめちゃくちゃ多いのが特徴らしい。他の人のテーブルの上を見ると、もれなく白飯もりもりのごりごりだった。でっかいボウルに入ってたのもあった。
↑1500チャットのクッキー🍪
バスの中で夜は明ける
休憩が終わり、またバスに乗り込む。そろそろ眠くなってくる。先程書くのを忘れていたが、ミャンマーのバスにはテレビがついている。こいつが、なんというか、うるさい。音量がでかい。ミャンマー版フルハウスみたいなのがやっていた。ミャンマー人は要所要所で笑っていたけど、私は何も感じなかった。なぜか、道路のガタガタはかなりマシになっていた。都市に近づくほど道路が整備されている?そんなことを考えつつ、目を瞑り、二席分を使って横になった。
パッと目がさめると、3時半くらいになっていた。到着まではまだかかりそうだったので、まだくらい車窓を眺めて時間を潰した。景色はすっかり町中になっていた。