とある大学生の世界一周一人旅

一人旅の日記がわりに。

バラナシ → デリー 小綺麗な電車の中で

デリー行きは違う...

大学から帰ると、もうすっかりクタクタになっていた。時刻は16時ほどで、18時半に宿を出発すれば間に合うので、しばらくは宿の屋上レストランでゆっくりさせてもらうことにした。屋上だけあって、宿からの景色がすごく綺麗だったので、日の入りを撮らせていただいた。レストランには、テレビがあって、そこではイギリスのドラマ?がやっていた。やはり、英領時代の名残なのか、英語でやっていて、インド人は普通に見ていたので、日本人よりは日常に英語が溶け込んでいるのだろうと想像がついた。そして、そうこうしているうちに、駅に向かう時間に。

f:id:akiraaraki45:20190304211714j:image

↑自分にしてはなかなかうまくいった方。自慢の一品。

 

宿の人に頼んで、200ルピーでオートリクシャーに乗り込む。二泊三日だったが、意外と楽しめたと思う。長い滞在の後は、短くサクッと行くのがまた、楽しいというものである。それに、バラナシはこじんまりしている街なので、そこまで長い滞在はいらなかった。

 

電車に乗ってみると、びっくりしたのが、とても綺麗だったということだ。イスの汚れやファンの色が、今までに乗ったものとは大違いだった。それに、もう一つ。旅行者の面々の中に、欧米人が何人か混じっていたことだ。さすが、デリー行きは一味違う!流石にアジア人の姿は見なかったが、それでもだいぶん気持ちは軽かった。バラナシまでの電車のちょっとしたトラブルが尾を引きずっていたからだ。他のインド人も、海外旅行者になれている感じで、今までで一番目線が気にならなかった。スリーパークラスに乗りたいけど、怖くて迷っている人は、デリー発着の電車を使うことをお勧めしたい。

f:id:akiraaraki45:20190307075806j:image
f:id:akiraaraki45:20190307075737j:image

↑綺麗さ伝われ...!!!

 

疲れと下痢

この日は、やはり消化不良なのか、お腹が全く空かない日で、晩御飯も入らなかった。バラナシで、連日歩きすぎたのもあり、乗車後1時間ほどでぐっすりと寝込んでしまった。そうして、朝の6時くらいに起床。しかし、お腹の調子が悪く、下痢が止まらない。相変わらず痛みはないのだが、とにかく水下痢である。1時間に3回ほどの頻度で、トイレに向かう羽目になった。しかし、到着が8時くらいで、ギリギリになってくるとトイレも混んでくるし、汚くなっていく。(といってもトイレもとても綺麗な電車だった。)

 

朝から幸先が悪い中、ニューデリー駅に降り立つ。駅からホステルまでは、まっすぐ歩いて15分ほどだったので、荷物を背負ったまま、歩き出す。ニューデリーにも、安宿街があり、パハールガンジというエリアである。ニューデリー駅を出てまっすぐ進めばすぐにわかる。

朝が早かったので、人の姿はあまり見られず、下痢がしたかったので、足早に歩を進めていると、変なインド人に声をかけられた。そいつがいうには、近くにgovernment Officeがあり、そこで地図が手に入るので、案内するというものだった。自分はすでに宿の場所を特定済みだったので、めっちゃ宿近いアピールをしつつ、必死にウンコを押し込めながら歩いた。そいつは、私が歯牙にも掛けない様子を見て、離れていった。インド人のいうgovernmentなんたらは99パーセント信じてはいけない。