とある大学生の世界一周一人旅

一人旅の日記がわりに。

メーソート→ミャワディ 初心者バックパッカー、旅の洗礼を受ける

 

simカードを買うも...

両替を済ませた後、simカードを買いに行ったんです。(2500チャット)しかし、買ったはいいものの、売ってる方もカードの使い方わかってなくて、ただ入れただけ...ネット繋がってないやん...と、そこに現れる人影が!

どこからともなく颯爽と現れるおっちゃん。どうやらインターネットを繋いでくれるらしい。英語ペラペラで怪しいが、ネットが繋がらないことには、どうにもならんのでやらせることに。朝から何も食べていなかったので、近場の食堂でともに昼飯を食べることになった。

 

 

昼飯にヒンを食べてみた

おっちゃんが、なんか色々と取ってくれた料理が机にずらずらと並んで行く。事前に、ヒンという肉の煮込み料理があると仕入れていたので、ヒンが食べたいと伝える。料理が並び終わると、おっちゃんは自分の身の上話をし始めた。私の貧弱な英語スキルで聞くところによると、20年前に日本の宮島に、なんかのスポーツ関係で行ったことがあるらしい。彼は当時2000円程しか自由なお金がなく、娯楽は全然できなかった、などなど。また、彼の故郷の写真を見せつつ、ぜひ、行って欲しいと言われた。(どっかの山の麓で観光地らしい。名前忘れた。)なんか怪しいなぁと思いつつ、私はひたすらヒンを食っていた。しかしまあ、料理の量が多い!おかしい!お腹が空いていたはずなのに全然減らないぞ!でも、お味の方はタイより日本人向けだと思う。なぜならパクチーは入ってないし、もりもりの白飯が出るし、もやしのおひたしみたいなやつがさりげない美味しさを醸し出しているからだ。ヒンも、全然辛味はなく、どちらかというとしょっぱめで、濃いけどで美味しかった。

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まあ、ただじゃ終わらないよね

 

そこまでは良かったんだ。おっちゃんがインターネットを繋いだ後、インターネット代を請求してきたわけだ。7GBで22500チャット。迂闊にも私はsimの値段を調べるのを失念していたので、相場もわからず...払っちゃったよねぇ。

ネット繋がってから調べたら、7GBは7000チャットくらいで買えるらしい。三倍だよ三倍。しかも昼飯代も奢ってくれなかったしね。いや、図々しいのはわかってるよ、うん。でも期待しちゃうやん。現地の人が飯奢ってくれるシチュエーション。2人で5000チャット(500円もない)だったよ。あと、日本円買いたい的なことも言われた。しかし、これはちょっと怪しすぎて断った。いわゆる闇両替だからねこれ。(ミャンマー国内では、基本的に円からチャットへの両替はできない。)

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↑おっちゃんの名誉にかけて加工して顔隠してます。

 

本当にぼったくりだったのか..?

 

しかしながら、自分の落ち度も多々あったので、完璧に悪質なぼったくりと呼べるのかはわからない。

具体的にいうと、おっちゃんは私に何回もインターネットをつなぐかとか、容量GBの数も確認してきたし、食堂も、私がお腹すいたから連れてってくれって頼んだわけだから奢る義理はない。外国人は金持ちだから、少し多めでも払って当然という考え方があってもおかしくはない。(タイでは、金持ちの方が奢って当たり前という文化があった。)悪質度はほんの序の口に過ぎないのかもしれない。ただ、日本円云々の話は本当に怪しかったのでおっちゃんが消えた隙に逃げました。ばいばいおっちゃん。

 

バスに乗り込む

それからはさっきのバスチケットを買ったところの店の中に座らしてもらって、バスを延々と待った。16時半になって、店の人に呼ばれる。お、バス来たかな?と思ったらなぜかトラックに乗せられる。

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↑※もちろん助手席に座ってます。

 

やはり、バスを手配してる会社ではなく、そこまで案内する窓口だったらしい。おそらくチケット代にかなり手数料が上乗せされていることだろう。

 

トラックに揺られて15分後、ミャンマー人がめっちゃ群がってるバスの前に到着。パスポートのコピーを求められるも、紙のコピーは持ってなかった。データしかないって言ったらコピー代1000チャット取られることに..やれやれ、次から次へと忙しいこったな。

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そんなこんなでなんとかバスに乗り込めました。やったぜ。バスの中はミャンマー人しかいなかった。外国人はシェアタクシーとかを使うのかもしれない。

 

こうして、やっとのことヤンゴンへ旅立ったのでした。