とある大学生の世界一周一人旅

一人旅の日記がわりに。

プリー→バラナシ 出発からの電車

優しいお見送り

いよいよ、プリーからの出発の時が来た。電車の出発は昼の11時。みんなが集まってお見送りをしてくれた!しかも、とても良いレートでの両替や、手土産までもをたくさんくれた!感謝感謝である。

 

電車へ

リキシャーで駅まで行く。50ルピーかかった。そういえば、来た時もリキシャーで50ルピーだったなぁと感慨深い思い。

電車は、スリーパークラスなので、コルカタ→プリーと同じクラスで、だいたい同じ要領だった。しかし、どうも客を観察していると、夜になるまでは、ほとんどの客が下の席に座っている。上の席を取っている人でもだ。それで、知らない人同士でお話ししている。インド人はお話好きなのだろうか。

 

今回は、なんと宿の人にお弁当を頼んでいたので、お昼ご飯はお弁当である。機内販売でチャイを購入し、下の知らんおっさんの席に座らせてもらって、弁当を食べる。パン三つと、ゆで卵がひとつ、そして野菜炒めだ。しかし、野菜炒めは汁が溢れるのと、量が多かったので、もっと食べやすいものにしておけばよかったと後悔。一番右端は、夜ご飯に車内販売で買った豆のカレー。10ルピーで、お味は値段相当の感じ。ちょっとスパイシー。

 


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辛いあれ

昼ごはんを食べた後、席でゴロゴロしていたのだが、だんだんとお腹が痛くなったきた。しかし、痛みの種類が明らかに違う。そうか...これは...あれが来てしまったのか。月に一度の血祭り、又の名を生理痛。自分は結構生理痛があるタイプで、特に1日目は打ち寄せる鈍痛にひたすら耐えなければならないのだ。もちろん痛み止めは持ってきているのできちんと服用したものの、なぜか全く効かないというインドマジック。この時点では、インドの薬(かなり強いと噂されている)は服用していないし、薬に免疫がついたとも考えにくいのだが、真相は謎である。 

 

怖い出来事

寝る時間になり、列車の中で横になって寝ていた。しかし、やはり列車なので寝心地悪く、眠りがかなり浅かった。その時、ふっと何かの気配を察して目を開けると、なんと、隣の席の格子から手が伸びてきていて、カバンから出しておいていたチョコレートを取られそうになっていた!びっくりしてガバッと飛び起きると、向こうの奴もビックリして布団に潜り込んでしまったが、本当に驚いた。

 

プリーからバラナシの間は、ガヤとかブッダガヤがある場所で、ビハール州と呼ばれるのだが、ここは貧困地区で、とても治安が悪いとされている。デリーやコルカタなどの大都市にいる詐欺師の悪いインド人はだいたいガヤ出身らしい。詐欺が一大産業になっているということだ。私は今回ガヤには行かないが、特にガヤに行かれる方は十分気をつけてほしい。

 

宿までたどり着けない!

早朝5時、ムガルサライ駅に着いて、プラットフォームを歩いていると、トゥクトゥクのドライバーがやってきたので交渉。この時自分は、相場は200から250ルピーだと思っていた(前の宿の10年前くらいの地球の歩き方情報)が、言い値は600ルピーで、350までなんとか下げて乗車。

 

途中で、ガンガに架かる橋を渡ったとき、止まってくれて写真を撮ることができた。まだ早朝5時ごろなので、本当に真っ暗で、河岸に見える建物がキラキラ輝いて綺麗だった。しかも、何艘かの船が、もう漁に出ていた。ドライバー曰く、インド人は川魚をたくさん食べるらしい。ガンガで泳いでる魚って、一体何を食べてるんですかねぇ...絶対食べたくないな...

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その後、チャイ屋さんに行ってチャイを一杯飲んだ。ドライバーが奢ってくれた。年若き青年(同い年)で、愛想がいい。これは多分当たりの方だと思う。彼曰く、大体チャイ屋は朝の4時ごろから始まるらしい。

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さて、早速予約した宿へ向かおうとしたところ、なんとsimが使えなくなっている!外はまだ真っ暗で、宿の場所がわからず、トゥクトゥクのドライバーに勝手におすすめの宿に連れて行かれることに...

 

最初に連れて行かれたところは、1泊800ルピーのシングルで、オーナーと値段交渉するも、今はクンブメーラの時期なので部屋が込み込みで無理と言われる。予算的に高かったので、ドライバーに文句を言って、別の所に回ってもらう。

 

どうやら、部屋がいっぱいなのは本当らしく、何件も断られつつ、やっと一泊シングル500ルピーの宿を見つけた。しかも、そこは奥さんが日本人の宿だったので、ありがたく泊めてもらうことに。時間かかりすぎてトゥクトゥクのドライバーに、文句を言われ、500ルピー払えと言われたが、そんなに払いたくなかったので、400ルピーと食べないお菓子を無理やり押し付けて帰らせた。

 

こうして、なんとかかんとかバラナシにたどり着いた私は、とりあえず屋上のレストランで飯を食い、風呂に入って態勢を立て直した。さて、今日は一体何をしようか。