とある大学生の世界一周一人旅

一人旅の日記がわりに。

バラナシ 1日目 付近を散策 ガンガで散歩

無料のガイド

とりあえず一息ついて、昼くらいになったので、宿の付近を散策することにした。宿を出ようとした時、なぜか宿のスタッフのおっちゃんについてこいと言われ、そのままガイド開始。

 

ガンガに行く

まず、おっちゃんとくねくねと狭い道を15分ほど進むと、目の前に広大なガンガが広がった!ガンガ沿いは、狭い住宅路が迷路のようになっていて、慣れるのに時間がかかりそうな感じ。

 

ガンガは、川沿いにいくつものガートと呼ばれる地区が連続している。(バラナシに来る人の殆どがこれを見に来る。)今は、クンブメーラという6年だか4年だかに一度の、ヒンドゥーの一大聖祭の時期である。

さて、インドには、日本でいう修験者にあたるサドゥーと呼ばれる人々がいる。彼らは、大体黄色い袈裟のようなものか、裸(裸のやつはナガババともいう)である。普段はヒマラヤなどの山の上にこもって修行しているが、このクンブメーラの1ヶ月ほどだけ一斉に降りてきて、テントを張り、沐浴をするのである。年によって場所が変わるのだが、今回はバラナシから車で2、3時間ほどの場所にあるアラハバードというところが本拠地で、どうやらアラハバードを訪れたのちに、バラナシに流れてくるらしい。


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↑サドゥーどものテント⛺️多分普段は何もないのだと思う。ガンガ沿いは、このように階段状になっていて、たくさんのインド人たちが沐浴している。

 

とにかく、ガイドとともにガンガに沿ってガードを歩いていると、火葬場についた。火葬場ではもちろんのこと写真は撮れないので、載せられないが、豪華な布に包まれた死体が、キャンプファイヤーのごとく燃え盛る炎に焼かれ、川に流される様は、まさに輪廻転生を表すかの様で、脈々と受け継がれて来たインドの歴史が、ガンガとともに目の前に現れてくる感じがした。

そして、火葬場から階段を登り、ストリートに出た。

 

シルクを買う

それからのち、商店の並ぶ小さなストリートに出て、バラナシの有名なシルク製品を見に行くことにした。おっちゃんに連れられ、細い路地に入っていくと、そこではシルク製品を手織りで作っている工場だった。ガイド曰く、そこの工場では、作っている人たちはムスリムで、仕切っているのはヒンドゥーの人だった。

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↑手織りで布を織る職人たちと、絹を乾かす人々。

 

その後、ストールが欲しかったので、そこの製品で、シルクとコットンが混ざったものと、シルクのストールを1枚ずつ購入した。それぞれ1800ルピーと1500ルピーだったが、2つ買ったのでディスカウントで合計2900ルピーになった。買ったあとで、本当にシルク製品かどうか不安になったが、まあ、偽物だったとしても、インドで買ったストールが欲しかったので、しょうがないか。と無理やり自分を納得させる。因みに、本物かどうかはわからないままだ。

 

昼飯

その後、おっちゃんとレストランに行ってビリヤニをたべた。ここのビリヤニはちょっと辛めで、水を飲み飲みヒーヒー言いながら食べることとなった。沈黙するのも微妙だし、気を遣ってくれたのか、おっちゃんの姪?がコルカタに嫁いで働いていることを話してくれた。話が終わったあとは、レストランの中でめちゃくちゃセルフィーを撮っていた。インド人は本当にセルフィーが好きで、なんもないところでも顔を撮りまくる光景をたまに目にすることができる。これもその一つというわけだ。

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↑心なしかドヤ顔に見えなくもないのは気のせいだろうか。

 

昼ごはんが終わった後は、一通りガイドが終わったのか宿に戻り、解散となった。私は少し疲れたので、昼寝をし、simカードのリチャージをするために近くのairtel(インドのキャリア)に行った。使えなくなっていた理由は、どうやらデータ容量を全て使い尽くしていたらしいからだった。お店でリチャージといえば、一番小さいもので1ヶ月分200rsを購入することができる。1日1.5gb計算だと思われる。あまり小さいサイズで購入することができないのが難点だが、とても簡単でよかった。

 

一人で歩いてみる

その後は、ガンガ沿いに北上し、メインガートを通ってベンガリートラを通りつつ宿に戻るというルートで散歩をした。

メインガートとは、数あるガートの中でも一番有名なところで、18時半になると、ヒンドゥーのお祈りが始まることで超有名な観光地である。ベンガリートラとは、通りの名前で、通り沿いに面白いお店がたくさんあると言われている。歩いてみると、案外距離はなく、さほど疲れずに歩き回ることができた。ただ、ベンガリートラは意外とあまり目を惹く店が無く、明日はメインガート付近を重点的に行動することが決まった。

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宿の風呂が水だった

宿に帰り、シャワーを浴びたが、ホットシャワーがあると言われていたのに、浴びてみるとちょーっとぬるいだけの水だった!今までは宿を選んで予約してきていたので、ホットシャワーのないところは無かったが、2月の終わりといえどもまだまだ朝夜は肌寒い。ホットシャワーなしではちょっときつい夜であった。