とある大学生の世界一周一人旅

一人旅の日記がわりに。

バガン 3日目 夕焼けを見に行く。

今日も今日とてeバイク 

今日も、eバイクを1日レンタルして遺跡観光プラス、昨日は行かなかったニューバガンにも行ってみることにする。

朝から、eバイク屋さんが、タナカを塗ってくれた。これで準備万端だ。

f:id:akiraaraki45:20190127173714j:image

ガイドのおっさん

 

eバイクで走っていると、現地人が横につけてきて、登れるパゴダを教える的なことを言ってきた。バガンのパゴダは、登れる奴と登れないやつがあって、登れる奴から見る日の出や日の入りが、観光名物になっている。せっかくなので、ついて行ってみた。くねくねの砂の道を、ガダガタ走っていくと、一つのパゴダが。脇の階段から上に登ることができ、そこから日の入りが観れるという。確かにすごい景色だ。

 

そのおっさんは、絵描きだそうで、いろんな絵を見せてきた。(バガンには、サンペインディングという特別な絵があって、パゴダに行くと、必ずと言っていいほど絵描きがいる。し、必ず買うか聞かれる。)

 

やっぱこうなるよねぇと思いつつ、あいにく絵には興味がないので、買わないの一点張りで貫いた。あとは、正午でとても暑かったので、涼しいパゴダの中で30分くらいお話をした。そのおっさんはなんでも日本人女性が好きらしく、過去に3人ほど日本人のセフレがいたとかなんとかそういう話だった。まあ、多分あわよくばヤりたいんやなぁと思ったが、私はあいにくセックスにも興味がなかったので、丁重にお断りした。

f:id:akiraaraki45:20190128213848j:image

 

そんなおっさんだったが、故郷に誇りを持っていて、一生バガンで生きていきたいという話も聞いた。他の人たちは、仕事を求めてどんどん外に出ていくけれど、だからこそ自分はここで今働いているんだと。

確かに、バガンは観光地ではあるけれど、エリアも小さいし、はっきり言ってど田舎で不便な場所だ。はたから見て、裕福に暮らせるような場所にはとても思えなかった。しかし、絵が売れなくてもニコニコしている穏やかな表情を見ていると、幸せに生きているんだなぁと自然と思えた。

 

私は大学のために、故郷を離れ、一人暮らしをしていたが、果たして故郷のことをこれだけ愛せていただろうか。

 

大学生の女の子

その後、ニューバガン地区への途中の道に、ひときわ大きなパゴダを見つけたので、寄ってみることにした。偶然にもそこも登れるパゴダで、日の入りが見られるらしい。そこで出会った女の子も、サンペインディングを見せてきたが、買わなかった。しかし、暑くて疲れていたので、影で休みつつ、話を聞いた。彼女は、マンダレーの大学に通っていて、今は冬休みでお家に帰ってきている。そして、休みの日はこうして店を手伝っている。専攻は英語で、将来はバガンの観光ガイドとして働きたいのだ。と

 

確かにその子は英語をペラペラと喋っていた。おそらく、家族の中で、その子だけが英語を使って観光客相手に商売しているのだろう。バガンの商売人のミャンマー人は、わりかし英語を話している。やはり、生活する上で必要ならば、どんどん話せるようになるのだなぁと感じた。それに、その女の子が、夢に向かって頑張っている姿にほっこりした。その子からも、おっさんと同じように、故郷愛がひしひしと伝わってきた。

f:id:akiraaraki45:20190128213910j:image

 

ニューバガンで昼飯

パゴダを過ぎて、ずーっと南に行くと、ニューバガンにたどり着いた。ニューバガンは、オールドバガンから強制的に追い出された人々が新しく居住した町らしい。思ったよりも見所はなく、ニャンウンウーと大した違いはなかった。

近くのローカルレストランで、昼飯を食べる。

f:id:akiraaraki45:20190128213859j:image

 

ここのレストランは、とにかくハエがすごくて、5匹くらいのハエをひたすら払いながら食べた。これぞ、ローカルである。ミャンマーではよくあるライスヌードルとサラダを食べた。ミャンマーのサラダはピーナッツがのっていて程よいアクセントになっておりそれが美味である。

 

夕焼けを見に行く。

腹ごしらえの後、せっかくならば日の入りを見ようということで、女の子のいた方のパゴダに戻ることにした。17時半くらいにパゴダに着くと、他にも日の入り待ちの観光客がちらほら(因みに、バガンは仏教三大聖地なので、ミャンマー人の観光客も多い)。そこで、偶然にも日本人のおじさんと出会った。久しぶりの日本人にちょっとテンションが上がる。その後ろには、中国人の男の子もいて、三人で話しながら、夕日が沈む様を見ていた。

 

f:id:akiraaraki45:20190128213842j:image