とある大学生の世界一周一人旅

一人旅の日記がわりに。

プリー 11日目 日の出を見る

日の出を見に行く

昨晩の晩飯時、ある旅行者の方と、日の出の話をした。その人は、どうやら海から見える日の出を見たいらしい。なので、明日の朝集合という約束をしていた。朝の5時45分にロビーに集合し、無事に出発した。

 

早朝の街並みは、意外と歩いている人々がいた。しかも女の人も結構いる。何か、ヒンドゥ教のお祈りのようなものがあるのだろうか。イスラム教では、日が昇る前のお祈りがあるが...

 

また、こちらの人々は朝に掃除をするらしく、そこかしこで箒をはわく音がする。また、床を水洗いするらしく、道路が水浸しになっている。昼までには灼熱の太陽のお陰で乾いてしまうので、早起きしなければようよう見ることはないが。

 

c.t.ロード沿いをある程度進み、左に曲がってしばらく進む。そうすると、いきなり街並みがガラッと変わり、コンクリート茅葺き屋根に、木造家屋ばかりの漁村が現れてくる。歩いている人々も、痩せている人ばかりだ。そこを突き進むと、海岸に出た。

 

ビーチはまるでゴミ捨て場のようで、本物の海の前にゴミの海を通る羽目になった。しかし、そこを突き進むと、海岸に出た。どうやら、朝は潮が引いているらしく、波打際はゴミが全く落ちていない。ホッとしたのもつかの間、現地人が、いきなりヤクザ座りして、うんこをし始めた💩。どうやら、海岸は現地人のゴミ捨て場でもあり、トイレでもあるようだ。大人も子供も、直に地面にうんこをして、海でお尻を洗う。せっかくの日の出に、たくさんのうんこ座りが映ってしまった。

 


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夕日を背にすると、朝上ったばかりの魚が地面にドバーッと置かれ、インド式の競りが始まっていた。漁村の人々がブワッと群がり、大きな魚からなくなって行く。ここの漁師は、一度漁に出ると2、3日は帰ってこないという噂があるが、ボートは小さく、どう見ても海の上で何日も過ごせるようなものには見えない。真偽は分からないままだ。

 


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タブラとドラムレッスン

今日は、タブラとドラムのレッスンを二つ同日に受けた。しかし、両方を一度に受けると色々な弊害が出てくることがわかった。両方いっぺんに宿題が出るので、1日で処理しきれないということと、1日の予算を1500円と決めているので、それをはるかに上回ってしまうことだ。

 

宿代が300ルピー、レッスンが一つにつき500ルピーなので、二つ受けるとすると1300ルピーは必ずかかる。1300ルピーの時点で、1500円強はかかるので、それに食費や諸費を入れると抑えても2500円行かないくらいとなる。ということで、一日2レッスンは、止めることにする。お金的には、今のままで行けば、月60000以内には収まりそう。(航空費除外で)

 

先生の家に訪問

ところで、今日はタブラの先生に、おうちに招待された。お昼ご飯を食べさせてくれるそうだ。先生は今40歳くらいで、奥さんと子供が二人、大学生の娘さんと高校生の息子さんがいる。バイクで先生の家まで2ケツして行く。

 

住宅街の細い道もバイクでどんどん進んでいく。そういう狭い道に限って、野犬がごろごろしている。もしかしたら、現地の人々があまりの食材をあげているのかもしれない。

 

先生の家に着いた。しかし、なんとちょうど停電が発生しており、暗がりの中でお邪魔することに。冷蔵庫の中身もダメになってしまうのではないかと、心配になった。しばらくすると、奥さんがチキンカレーとサラダとご飯を持ってきてくれた。

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このチキンカレーがめちゃくちゃ美味しくて、半端なレストランの10倍はうまい。前にホテルの女子会で食べたチキンカレーと同じかそれ以上だった。お米の横にあるのは、ダールという豆のスープで、コメに混ぜて食べる。みてわかる通り、ただでさえ多いのに、食べている途中で、どんどん追加される。インド流のおもてなしのようだ。しかし、多すぎて撃沈である。全て食べることは出来なかった。(隣に兄弟子がいるのだが、彼は魚も食べていた!)す、すごい食欲だ!